Artwork of 詩

2024年4月14日公開

Listen on BandLab

楽曲リスト

1. 春の目覚め

2. 記憶

3. Snapができない

4. 知らないよ。

5. 多面性

6. Focus

7. 風と花

8. TL

9. My, my own

10. 午後11時頃

映像

歌詞書きました。

これまで歌詞のない歌だけを作成していましたが、1月に公開した「Snapができない」以来、歌詞を書き続けて、楽曲を作り続けてきました。「Snapができない」をはじめ、未公開楽曲を含む10曲を収録。今回は前作13曲27分から10曲41分にアルバムがスケールアップ。より満足度の高いアルバムが完成しました。また、DTMの能力も向上し、飛躍的に作品としての密度やクオリティが高まりました。

ちなみに今回のジャケ写は僕が描きました。

歌詞

1. 春の目覚め

朝が来て目覚めて ベッドを抜けて

窓から差し込む光が居る

昨日よりも少し 温もりがある

太陽の光に挨拶する


木に葉が生えて緑は増して

世界が夢から覚めているようだ


今年も変わらず 春が来たんだ

長い冬から抜け出したね

窓を開けてみれば 春が押し寄せ

冬とは違う風が吹いてる


世界は晴れて気分も晴れて

なにをしていても心地よいな


窓から吹く風が心地よい

風に揺られ感じる 春の始まり

もう寒くないよ 怯えなくていい

風が告げる季節は きっと明るい


今年も心地よい季節が来たね

優しい光に包まれてる

風さえも全てが 優しい表情

こんな季節が続いてほしい

2. 記憶

雪が降り積もるから 足跡も消えてしまった

温もりを忘れながら、君は僕を好いていた。


でも不変は無いもの。

僕は行ってしまうよ。


ずっと君を愛したいんだ

でもね ごめんね、嫌いじゃないけれど

ああ いつまでもそばにいたあなたに伝えたいよ

僕は君を好きだったはずで

でもね 抗えないことなんだ

君と過ごした時間は、大切に仕舞うよ


君が僕を好いても 本当のことを言えない

抗えぬ未来たちが、僕の肺を痛めつける。


不変にしがみつくが、成し得ないことで


ずっと君が好きだったんだよ

でもね ごめんね、好きだと言えないんだ

ああ かけがえないはずの時間が過ぎていくよ

本当のこと言えないくらい

でもね 僕もね 悲しいことだけど

あなたと居た時間は、遠くなってしまう


変わらないものなど無い

確かなことすら


僕は君と別れたくない

でもね 僕はね いかなきゃいけないんだ

ああ こんなに美しい記憶もいつか朽ちる

どうか僕の記憶のことは

消すことのないようにしてほしい。

移ろう世界であれ、不変はないけれど

「どうか、

 貴女といた事実は、変わらないでいて。」

と。

3. Snapができない

数少ない お友達に 「これやってよ」って

言われまして

できそうにないわ 「できないよ」

真似してねって

できないな


Snapができない なんでかな

指はちゃんと動かしてるのに

何かコツがあるのかな

真似て 真似て 真似しても

わからないのね


例えば一人で 「できるように」って

思いまして

やっているのね 「できないや」

どうやってんの

わからないな


効果音 作ろうって

思いまして

楽器があっても 歌えても

Snapだけはできないのよ


Snapができない なんでかな

できるようにはなりたいのに

Snapに嫌われてるのかな

鳴らし 鳴らし 鳴らしても

私には できそうにないのね


私には

Snapはできない なんでかな

できるようにだってなりたいのに

Snapに嫌われてるのかな

真似て 真似て 真似しても

できそうにないの


私には

Snapができないのね

4. 知らないよ。

伝わるかな

君への私の想い


君は今どうしてるの

私はね君といたいの

君と二人で居るだけで

私はなんでもできるよ


夜空の月のように照らしあうから

笑っていよう


君のことを知りたいんだ

だって君が好きだから

でも伝えられないんだ

あともう少し

君は伝えてくれたのに

私を知りたいんだと

俯いて囁く

「知らないよ。」


君と居るこの時間が

愛おしいと気づけたんだ

君がくれた微かな熱

少しだけ息苦しいな


夕空の太陽のように照らしあうから

二人でいようね


君が伝えた言葉がね

私の胸に飛び込む

でもそれは君もだよね

それが好きなの。

手を取りあって気づいた

なんだかとても素敵で

君が居るよ、だから

大丈夫。


まだ言えないよ

君は伝えてくれたのに


君の言葉や微笑みが

誰よりも素敵なんだ

でも伝えられないんだ

私の気持ち

それでもいつか伝えよう

私の想いよ届け

俯いて囁く

「知らないよ。」


この想いは届くかな

5. 多面性

意味がわからない。

彼は言うのだ lalala

曰く「『アイツが嫌い』なんだ」

「言動がわからない」んだと。


彼はでもね そんな素振りをしない

しかし彼はそうなのか。


「アイツ」相手にはそうじゃない

彼は嘘をついたか、冗談だったのか

突き通してやれよ


人の結びつきに「感動」してる

砂漠のような世界に跡を残したがる

求めているのは言葉なんかじゃない

何が本当かなんて、誰にもわからない


思うことはある。

僕は思うのだ。 haha

人の「本当の意思」とは何?

「思いは変われども。」ってさ


僕はでもね まだ問い詰めたいよ

そしてなんでそうなのか。


「僕」を相手にはそうじゃない

彼の思いは揺らぐか、偽りなのか。

打ち抜きたいほど


人の偽りに「関心」してる

汚されたはずの世界を穢そうとする

本当のこと以外を求めやしない

ただ一つだけの彼の真実を知りたい


まだ誰も知らない

彼のいう言葉が

そのどれが本当か

わからないまま


人の意図の有り様、惑わすばかり

荒廃した世界を小さく揺らし続ける

本当のことだけさえを求めてたい

僕が嫌いな嘘は聞きたくはないんだ


人間の「多面性」

6. Focus

悩み

眠り

急ぎ

伝う


どうすれば晴れるの


眠れない夜は一人で

雨もやまないし

悩みも晴れそうにない

傷つくときも全ては

終わりへの旅路

始まりのない世界の果て


雨は止む

7. 風と花

気持ちは口にしないと忘れるの

だから私は歌詞を書くし、歌を作る

忘れてしまうから隠さないように。

憶えていてもでも隠さないように。

ただ想いを綴るだけで。

この一瞬を思うだけで。

ただ君に届いて欲しいだけで。

いろんなことを感じるだけで。


私のことは歌にして、表したくて、

心も整うといいな。

詞を書き始めて短いなんて言わないで

書きたいことを書きたいように書いてるだけなのです。


最近は歌のことばっかり考えてるし

どうすればいいのかと悩むのです。

曲も歌詞も作り方が解らないし、正解もないのだろうけど。


歌を作るたびに迷う。

歌も形にしないと消えてしまう。

だからこそ聴いて欲しいし、良い歌を、って。


こんな私だけど、認めてほしいんだ。

こんな私だけど、聴いてほしいんだ。

こんな私だけど、歌っていたいんだ。


ずっと、ずっと。

8. TL

公開範囲 ミスって後悔

なんで 設定ミスるの

Alright そのノートはね

グッバイ TLの海に溺れるさ


ああ なんてすぐでしょう

悩みも笑い事も 全て吹き飛ばそう

さあ


世界の 社会の 裏を見ようか

そこに どこに 私の投稿は

どんなことも漏らして 飛ばして

吐き捨てたんだ

世間の 隙間を 覗いてみようか

そこに 見える 誰かの投稿は

どんなことを漏らすの

何もかも吐き飛ばして

嘘かもね 私のようで

忘れ去りなさい

忘れ去りましょう


画面を 睨んで痛快

そのはず それは本心なの

そうかい? 立派なフリして

辛くない? そんな無理せず

吐いて投げ出しましょ


嫌じゃない? そんな嘘だって

嫌いじゃない? 嘘をつく私

そんなの 今すぐやめましょう

さぁ


世界の 社会の リアルを見ようか

そこに どこに あなたの言葉は

どんなことでも流し 忘れたいの?

嘘も 嫉妬も ただの言葉なの

信じられやしないんだ

燻んだTL(がめん)の中では

ロクなことなんてない

キリのないものなんだ

忘れ去ってしまいましょう

9. My, my own

考える暇もない

気づけば擦り減るこの命

何をしていたのかさえ

私には分からない。


逃げられる訳もない

気づけば消えゆく数多の日々

私は動くことすら

できないのよ、できないよ


私の愛情は既に凍りついている

全身が傷つき辛いのです

この苦難を諦め、消し去ることでさえ

後戻りなどできないのだ

望んでもないけど


私の世界は既に侵されていて

現実のモノ達が見えないの

この私の行き先を選ぶこともできず

もういい、酷い点を見せてよ

傷つかないからさ、、。


リフレーンですらない

日々は何故こうも繰り返す

それには意味があるのか?

見出せない、分からない。


誰でもない誰かの

真似事をさせられる日々

私じゃなくてもいいよ

それでも何故学ぶのか。


私の人生 削られていくのに

これは本当に 必要なのかな


人は人生に急ぎ過ぎているのよ

現実の人が見えてないの

この私の意図ではなかったのです

辛いことでしかないのです

抜け出したいのです


私に残された選択肢はひとつ

耐えるだけです

耐え難いのです

堕落するだろう

望んでもないのに。

10. 午後11時頃

ああ。

日は暮れて、今日も夜明けを待つ。


ああ。

月明かり、水面に映るだけ。


何も変わらない、

日々をやり過ごすだけ。


眠りにつく前の光たちが、

僕を包み込もうとする。

柔なソファにもたれかかり、明らかな影を落とし、

…僕は終わらせようか。

…全て消去しようか。


貴方はまた、今日も浮いた沫の様。

貴方の核は、如何したいのですか。


何も変わらない、

その所以がありますか。


世に溺れる私たちが、

月明かりは細いまま、

夜を更かすことで、

何が得られますか。


眠りにつく前に考えて欲しい。

先ずは息をしていて欲しい。

単純じゃないけれど、できることをしていて欲しい。

もしも、恐れてても、

愛してみませんか?


貴方は生きているのです。

私も同じ真実です。

でも貴方だけの世界があるはず

探して欲しい


眠りにつく前に気づいて欲しい、

貴方は息をしている。

夜をやり過ごすだけでもいい、だから大事にしてね。

忘れないでほしい。

惨めなんてないんだ。


まだ、息を止めないでいようか

また、光を失わないように。

クレジット

敬称略。

Sorakime
作詞,作曲,編曲:No1-10
ギター:No5,7,10
ピアノ:No10

めろう(Neutrino)
ボーカル:No1-10
コーラス:4,8

知声(VoiSona)
ボーカル:No10